今回も私の大好きな香一くん、かなり男前でした(笑)!草は桂が思っているよりも、ずっと子供っぽい男だと思うのだけど、
桂にはあんまりわかってないですねぇ。草がちょっと不憫だ。(苦笑)本気を出した香一はかなりカッコイイですが、桂はちっとも揺らがないのでそういう意味ではこの二人の関係は安定しているんでしょうが、恋愛以外では(特に弓道では)なかなか肝の据わらない桂の不安定さは手を差し伸べてばかりではいけないと思いつつ、みんながそうしてしまうように
助けてあげたい気持ちになります。
それにしても1巻に引き続き、草は2巻でもお預けくらっております。(笑)続く3巻ではようやく本懐を遂げられそうですが、そんなゆっくりした二人の関係ももどかしくも可愛い、とっても青春を感じる1冊です。
高山と東が長い間お互いに拘り続け、大切に想い合っているのは間違いない。それにも関わらず、高山は大切だからこそ相手を深く知ろうとし、一方、東は相手を遠ざけようとする・・。相手を傷つけないためにも早く大人になりたいのに、理想と現実の壁は厚くてもどかしい。
そんな、この世代特有の焦りと頑固さと柔軟さが細部まで描き込まれた綺麗な絵で楽しめます。年に1冊ほどですが、待つだけの甲斐はある作品ですよ!
人生をいい方向に持っていきたい、人間と共存させたい、愛する湊と結と幸せになりたい、そう思って耐えてきた裕司は博愛主義なんて言葉では語ることができない、「母」そのものだったと思います。裕司を辱めた「雄」達も、みんな感化されてしまい、本当に裕司を愛し、そのことで「愛」を知らなかった血族の雄が平和に向いていくのもわかる気がします。
裕司は自分を何も出来ない人間だと言うが、運命を受け入れ、運命に負けず、愛する人を守りたいなんてことは、そうそう出来ることではない。悪役の血族だからといって、最期の姿からは哀しみしか感じられなかった。死んでいったものは、裕司と湊に未来を託していたのではないだろうか。
人種・種族・その他今の世界で問題になっていることを、生命の存在する意味から考えたい、そんなメッセージが伝わってきました。全く種類は違いますが、最高傑作の「寄生獣」に似た永遠のテーマが感じられます。 やっと終わってくれた裕司への仕打ちは本当にひどいもので、一時読むのをやめてしまったのですが、杉本 亜未さんの絵が大好きで(透明感があり、でも迫力有るシーンも描け、子供は子供らしくかわいい)、話も壮大で好きで、昨今では珍しいくらいに難しいテーマをまっすぐにぶつけてくれる漫画家さんですので、再度読むのにチャレンジ。
読者はほとんど女性でしょうから、裕司が遭った残酷な仕打ちのつらさは、女性には本当に読んでいてつらい。その中で何を救いにすればいいのか、裕司はなぜ怒らず運命を受け入れるのかは、裕司の本来の強さがあるでしょうし、男の部分でもあるでしょう。湊の存在はもちろん、愛娘を救うことのほうが大事ということもあるでしょう。母親ならみな思うことです。
裕司サイドにすれば悪役になる存在も、深い哀しみを持ち、優しすぎる裕司はそのことを感じていたのかもしれない。どんなことにも屈せず、湊と結への愛のため強くなる裕司を描きたかったのだろうと思います。深いところまで追求したかったからこそ、避けては通れない所を、ファンが減るとは思いつつ、描いたのでしょうね杉本さんは。
また新作を楽しみにしています。できたらハッピーなものを・・・。 なぜ怒らないの!ぷんぷん!凄い!感慨ひとしお〜十数年続いたこのシリーズも遂に完結。なんだかホントに裕司君はひどい目にあっていて、見ていて痛かったです。裕司が何されても全然怒らないので読んでいて腹がたったわ!ぷんぷん。でもその分湊君が泣いたり怒ったりして、その一途さを見せてくれました!
最後はちゃんとハッピーエンドで、双子まで生まれて大変なことに・・・結ちゃんファザコン気味やし・・・それでも二人がちゃんと幸せになってくれて嬉しかったです。ただ気になるのは、裕司君もう30ん歳だよね?!後何人子供生むの?ということだ。
でもそこはやはり大和さん。大団円のハッピーエンドですので、安心してお読みくださいvそして個人的にはこの巻のラストで、京太郎が髪を短髪にするのですが、めちゃめちゃかっこいいです!!はじめからこの髪型で見たかった…(笑)。 パパの恋!?友達(京太郎)の恋人(なお君)!?のパパ(市井パパ)と恋に落ちてしまった主人公(晴彦)。でもいくら恋人になったとはいえ、親子の間には入れなかった。市井パパの問題が晴彦との間に隙間を作ってしまいます。どうなる晴彦と市井パパ!!市井パパの頼りなさがかわいい作品です。
連載が月刊でストーリーが長いのでいつ終わるか分からないほどになってしまっているのが少し弱点です。
エキューは昔から暴れん坊だったようですが、周囲からはそれをたしなめられたり、「女の癖に」と取られることも多く、自由なようで自由ではなかったようです。
そんなエキューがある日、男の子好きで、赤毛の公爵ライアンと出会い、
不可解な言動や行動をとる彼のことを知るうちに、自分のアイデンティティ(存在意義)について考えていく…というストーリーです。
エキューのこの台詞が好きです。「男のフリなんかしてない 男になろうとも思ってない!おれはこのままでおれだ!!」そして今のエキューちゃんになっていく訳ですね。
エキューママも出てくるので、カルバニアファンは要チェックな巻です。
それにしても、エキューといい、タニア(女王)といい、家庭環境が複雑な人が多いですなぁと思います。