●●コンラッド王子会見期1・2
まず、王女の仕事《外交》が、けして綺麗な服を着て食事をしておべんちゃらを言って楽しんでいるわけではなく、非常に高度なかけひきと国際政治をはらんだ重大かつ苦しいものだと、とてもよく分かる。ほんとシビアで、細部まで丁寧。
●●カエル色の勘違い
近衛のダグラスが主人公のお話、これもいい。ダグラス、1巻で登場して以来ひさびさの主役級。前回同様かわいそうな強制女装がさらにヒートアップ。
それに恋する貴族オルトのほうは、いつもはプレイボーイなのに 今回に限り真剣そのもので、ギャップに笑いながらも、人を思いやる気持ちに感心する。−−真剣だからこそ、コメディとして面白い。基本ですな。
ダグラスが暴漢をやりかえして剣を奪うシーン、あまりのかっこよさに見とれる。
この巻はそれぞれの内面的な部分が全面的に描かれていて、切なくなってしまいます。そして、だんだん可愛くなっていく高山は、相変わらずアチコチがら落ちてばかりだし(笑)、なんだかヤバイ状態だし。更には次回へ続く・・・気になって仕方ありません。
円陣さんの絵が好きな方なら、小説の挿絵なんかと比較すれば円陣さんだらけなので存分に楽しめるとおもいます。ただ、ストーリーまで求める方はこのお話は好みによってかなり微妙なラインだと思います。 心地よい体温の冷たさ動物の言葉がわかる成澤は、異端であることの孤独を抱いたまま多くを語りません。そんな大人の「体温の冷たさ」に、高校生の振一郎は不安になったり、それでも気になって・・。
でも成澤先生、クールで格好いいのに実はカラスを使って振一郎の行動をチェックしていたりお茶目な一面も!そんなへたれ気味なところもなかなかよいのです。
これから2人の関係がどうなっていくのか楽しみです。
お話は、切れ者企画部長・黛×カタチだけの社長・嗣巳(主人公)。社での立場もありなかなか素直になれない二人は、それでも身体の関係だけもち続けます。そんな時、社運をかけた企画で黛と対立してしまい・・・・。
すれ違う二人に焦れながらも、お互いを高めあい、成長していく姿がとても印象的でした。まさに大人の恋愛。番外編も、黛の強い独占欲が垣間見えてよかったです。
もう一つ印象的だったのが、COMIC担当のやまかみ先生。なんだか以前と比べて、絵がシャープになった気がしました。特に攻めがワイルドでカッコイイ!本当にビックリするほど絵がキレイになってます。絵も話も全て◎。大満足です!