この人の描く受は、なにげにみんなケナゲでエロかったりする。
線の細い画が妙な色っぽさで、そりゃーこれならノンケの男も落ちるでしょう、という妙な説得力があったりして。本田は一途なわりには、貞操観念は薄くて、アッサリ佐橋と寝てしまうんだけどそれとは裏腹に、須藤に対しては可哀想なくらい受身で後向きで。須藤をズルイ男だなぁと思ったりもするけれど、この人も可哀想な人だな、とも思う。
一番ズルイのはたぶん、佐橋なんだろうけれど。役得だな、コイツ。
それにしてもこの人の描くラブシーンはしつこくないのに、なんでこんなにエロいかな。(笑)最初は画も好みではなかったのに、読めば読むほど好きになります。サラっとしてるのにしっとりと濡れるような画をご堪能あれ。
すっごい「恋愛」って感じで素敵ですよ。面白さもエロも恋も心地よく楽しめるお話です。 「俺・・・どうしたらいいんだ・・・」ブレックファースト・クラブ・シリーズの第4弾です.出合って,恋して,キスして,エッチして・・・そういうボーイズラブとは,ちょっと違う,趣のあるお話だと思います.会話のやり取り・微妙な間・周囲の人思いやりある発言・何も知らない人が何気なく言う言葉の暴力・・・もう,ハマった!!という感じです.
今回は,クールビューティーのメガネ君,三木君の苦悩を中心に話が進みます.
三木君,「想いのままに,抱き合いたい」と思う一方,未遂に終わるとホッとしたり,自分の心と体がどこにあるのか・・・苦悩します.「あいつ(広樹)とはセックスした?いっぱいしなよ.何かわかるかもしれないよ」というゲイバーの常連さんに助言(?)され,
意を決した三木くんは,『湯けむり卒業旅行』として,広樹と一緒に温泉に2泊3日の旅に出ます.「一歩も旅館を出ず,2泊3日のヤリっぱなしの旅」(笑)になるんですけど(旅館のおかみが,また良い味出してます),が,三木君の思惑とは別に,広樹君には彼なりの考えがあって・・・.
明るい広樹のキャラに救われて,シリアスなのに面白い,という風に仕上がってます.今回は,関係の無い短編などの同時収録が無く,1冊丸まる三木と広樹の世界を堪能できます.