これで橋爪と御園井も見納め・・・なんて思ってたらどうやら脇キャラメインになってカムバックするみたいです!?そして橋爪と御園井もしっかり出てくるみたいですよ\(⌒▽⌒)/
絶対的な身分制度、思想統制、道徳規範の支配する世界。出自の異なる主人公たちは、反発と理解を繰り返しながら徐々に惹かれあっていく。彼らには、時代に対しても愛人に対しても、一方で何もかもを鼻で笑い飛ばす一種放埓な無関心があり、一方であるがままを受け入れる信じがたい慈愛がある。その矛盾。しかし、ここで氏は、乾いた感性で作品全体を包み込むことにより、見事に矛盾を矛盾でなくしてしまったのである。氏の力量は相当である。まざまざと見せつけられ、!唸らされてしまった。
古典的ロマンチシズムの中にキラリと光る近代的身勝手。湿潤なところのない、氏独特の恋愛ドラマを女性だけでなくぜひ男性諸君にも味わっていただきたい、そう思わせる逸品である。
私は毎回この人の話には涙腺を刺激される。もっと若い時分に読んだら、ちょっと好みとか変わってしまいそうな作品だと思った。