この巻で紬はめちゃめちゃ混乱させられます。四海に無理やり抱かれたり、目の前で椿が憧悟を抱くところを見せられたり。
官能的な性描写も必見ですが、高口先生お得意のコミカルなセリフも満載です。二人が田舎に帰った時の姉や義兄とのやりとりも笑えます。
これから彼らがどうなっていくのか?楽しみです。
そして四海も憧悟も二人のもとから去ろうとしていくのですが…残された二人のこれからは?
スペシャル番外編も収録!クリスマスイブに教会で中年男性にお持ち帰りされた紬は…!
けれどもそのバイトを紹介してくれた女の子(安井のことが好きだった)に逆恨みでなじられて・・。
とにかく、旭がかっわいい!安井さんがかっこいい!
日常のささやかなことや感情を描くのがいつもながらとても巧みです。普通の生活の、ドキドキや不安や嬉しさや・・・恋をするとささいなことに揺れる不安定さが丁寧に描かれていて旭と一緒になって一喜一憂してしまいます。微妙なすれ違いや思わぬ贈り物(物や行動)に、いちいち胸を打たれてしまいます。
特に二話目の、はじめて部屋に行った日のことを語る旭のモノローグ秀逸です。とても幸福になれます。ややシリアスな中にほのみえるコメディタッチ、が依田先生のお得意かつ独特のセンスだと思っているのですが、今作でもそれがふんわり馴染んでいて、優しい空間になっています。
恋のくれるいろんな感情を疑似/追体験したい時や普通の生活の中のしあわせを感じ取りたい時に、おすすめです。