●確かに、描画的には、荒削り?ご本人も気にしておられるように思うのですが。。。。 でも、『それがどうした!?』といわせるだけの、内容です。演出、構成が、◎。だからでしょう。 表情がいいですよね〜〜。心情描写がうまい!好きです。
●あとがき漫画が、もう最高におかしい! こんなに笑えたのも、久しぶりです。
●私は、これを読んだ後、即、”既刊全部”買いました。後は奪う男だけ・・・。
●アマアマのBLに我慢ならん!という方、ぜひぜひ、とお勧めです♪ 希望に向かう物語外科医・中道と医局の後輩・堤。微妙で不自然な2人の関係から始まる、ラブストーリーです。中道と堤の、相手を愛するまでにいたる気持ちの変化がとても丁寧に描かれていました。台詞がないキャラクターの表情にこそ、滲み出る感情があります。喜怒哀楽の、素晴らしい表情の数々にうならされます。大切な人の死と絶望という重いテーマをしっかりと書き上げた上で、そこから再生する人の姿を希望とともに描く著者の力量に圧倒されました。西田東さんの作品はどれも好きですが、私はこの作品が一番グッときました。読み応え十分、心からおすすめします!
その訃報が嘘であったり、間違いであることを切に願っていましたが、一向に翻されることはなく、信じられないまま時間だけが過ぎているようでしたが、『黒男』を今回購入し、やっと読むことができ、もう涙が止まりませんでした。ページをめくることができないくらい涙と鼻水でタオルをぐしょぐしょにしてしまいました…。
あとりさんの作品には病院や幽霊、民俗学、そういった「死」にまつわる作品がたくさんあります。そのことにあとりさんが亡くなられてから気づきました。それなのにどれひとつとして暗く寂しいお話がありません。どの作品も優しく、あたたかい眼差しで描かれています。読んだあとには幸福な気持ちになれます。
『黒男』も病気、死神、そんな言葉が出てくるのに、どうしてこんなに優しいお話が描けるのだろうかと思うとまた涙が出てきて止まりません。泣きながら読み、いろんなことを考えました。そしてやっと自分があとりさんの訃報を受け入れられたような気がします。まだまだ悔しいし、残念だし、悲しいし、寂しいです。
けれど彼女の作品は残りますし、私はずっとあとりさんのことが大好きです。きっとこれからもずっと、落ち込んだり苛々したときには彼女の作品を読んで何度も何度も助けられていくことでしょう。あとりさんの作品は全部大好きですが、私にとって『黒男』はとても特別な作品になりました。
心からご冥福をお祈り致します。
そして本当にありがとうございました。
出来れば単行本一冊分ぐらいで、しっかり描いて欲しかったです。