佳野作品の特徴は、男性同士の恋愛に悩む思春期の少年であったり、同性愛の社会的位置付けにある程度諦めをもった青年であったり、そういった現実味のあるキャラが描かれている事だと思っています。しかもそれがとても生きているストーリーだから大好きなのです。
この『NOT/LOVE』も、根底は変わらないと思います。でもこの作品に限っては、現実的すぎる・・・・・・。BLを読む上で、初めから約束されているような夢がありません・・・いくら現実にありそうなリアルなBL話が好きでも、やっぱり漫画読みとしては多少の「別世界」は魅せて欲しいと思います・・。
ノンフィクションなストーリーは、漫画じゃなくても得られますから(汗)
限りなくノンフィクションに近いような、現実の生々しさを味わう勇気のある方には、チャレンジしてみて欲しいです。