私は人間がすこし嫌いだったけど、語さんの漫画を読んでちょっと好きになった。本当。この「ラブYES」の中では、特に「マイビューティフルライフ」がお気に入り。凄い壮絶な話です。私が共感したところは、「大好きな人と本当にくっついてしまったら、もう人生の春は終わって冬がきてしまうんじゃないかって・・・」一番大事なものを目の前にしてしまったら、人間は臆病になってしまうんじゃないか、と思う。
その他、「ぼくはね」「歩け歩け」という二編が収録されています。 暴走してまで手に入れたいもの。『ぼくはね』と言う、両性具有のコールガールとヤクザの話が、珍しくハッピーな話でオススメです。大抵小野塚さんの作品は、読んだあとに切なさが残る場合が多いのですが、この作品は前向きな暖かい感じが残ります。表題作の『虜囚』はこれぞ小野塚テイスト!と言うべき時代物、昭和初期の特高に勤める男が、赤狩りの標的にされた作家を一方的に拷問などによって歪みまくった恋愛を展開します。最後に訪れた感情は何なのか?読んでみて欲しいです。その他『歩け歩け』と言う、幼馴染の高校生の話が併録されています。 愛のカタチこの本の表題にもなている「虜囚」この話は、読むほどに奥が深く、愛の表現に苦しみます。愛を表現することは、以外と簡単なことではないのかも知れない。と考えてしまいそうです。他にも2編の話が収録されていますが、1つは両性具有の話。1つは幼馴染の話。と、3つの愛のカタチが、切なく丁寧に描かれています。それぞれに、違った感情や、感想をもてます。